サクラも人も 陽気に誘われ 緑ケ丘公園にぎわう
絶好の花見日和。サクラの下で多くの人が休日を楽しんだ（４日正午ごろ、帯広市緑ケ丘公園で。助川かおる通信員撮影）
ゴールデンウイーク（ＧＷ）の１０連休が終盤に差し掛かった４日、十勝地方は快晴となり、絶好の花見日和に。帯広市内の緑ケ丘公園には午前中から家族連れやカップルなど多くの人が繰り出し、バーベキューなどを楽しんだ。
緑ケ丘公園には約７８０本のエゾヤマザクラがあり、見頃を迎えている。この日の帯広は南から張り出した高気圧の影響で、雲一つない青空に。たっぷりの日差しに、サクラの花のピンクがよく映えた。
両親、妻と一緒にバーベキューを楽しんだ谷口敦司さん（５１）＝帯広＝は「焼肉を食べているところに花びらが舞い落ちてくる感じがなんとも言えない」と頬を緩ませた。
父親や学校の友達と花見に来た竹崎彩芭（いろは）さん（１０）＝帯広緑丘小５年＝は「今年もきれい。お母さんが作ってくれたお弁当を食べます」とにっこり。幕別町から来た大高和佳奈さん（１６）＝江陵高校２年＝、菅野鮎菜さん（１６）＝同＝は「ＳＮＳでピクニックをして写真をアップしているのをよく見る。私たちもかわいいお花見を満喫したい」と笑顔を見せた。（奥野秀康）
