震災8年~被災地は今「変質した『日常』 福島原発現場ルポ」
東日本大震災から8年がたった。事故を起こした福島第1原発では、1~4号機の廃炉作業が進む。周辺自治体では、いまだ住民の避難が続いている。数字で語られることが多い「フクシマ」を歩くと、かつてとこれからが交錯する原発立地地域の姿が見えてきた。(新井拓海、写真も)
取材に訪れた3月19日は、春の訪れを感じるうららかな陽気だった。「帰還困難区域」として立ち入りが制限されている福島県富...
●この記事は会員限定です。勝毎電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

