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十勝フードコート開幕 地元食材の料理人気30日まで 藤丸

十勝産メニューが人気を集めたフードコート(28日正午ごろ)

 十勝管内の飲食店など21軒が地場食材を使ったメニューを中心に期間限定で提供する「十勝フードコートタウン」が28日、帯広市内の藤丸7階催事場をメイン会場に始まった。1階ふれあい広場も含め、テーブルや椅子100席分が用意され、初日から多くの家族連れなどが訪れた。30日まで。

 藤丸(藤本長章社長)が、エムデザイン(帯広、真浦綾子代表)のプロデュースで初めて企画。

 各店の一押しメニューは十勝産食材を80%以上使っていることが特徴。草原の風(鹿追)の「フランクフルトソーセージ」(400円)や、ミリオンサンテ(同)の「フライドポテト」(400円)などが人気だった。

 初日のみ、同じ7階で十勝総合振興局主催の「食育・木育広場」も催され、木のプールや木工体験などを楽しんだ後、食事する姿も見られた。士幌町から家族4人で来た伊賀瑛汰君(11)はポテトを食べ「とてもおいしい」と笑顔。父で団体職員の健介さん(39)は「ゆったりと出来たてを食べられるのがいい」と話していた。

 藤本社長は「初出店の店も多く、地元との連携が深まるイベントにもなった」と手応えを語った。開催時間は午前10時~午後7時。1階は午後5時まで、30日は両会場とも午後4時終了。(佐藤いづみ)

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