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永原選手に町民栄誉賞 「目標は五輪で金」世界バド女子複制す 芽室

手島町長から賞状を受け取り笑顔を見せる永原選手(右、新井拓海撮影)

 【芽室】世界バドミントン選手権大会・女子ダブルスで日本勢として41年ぶりに金メダルを獲得した町出身の永原和可那選手(22)=北都銀行(秋田)-青森山田高、芽室中出=への町民栄誉賞授与式と帰町報告会が10月31日、町総合体育館で開かれた。永原選手は祝福に駆け付けた町民200人を前に「目標は東京五輪で金メダルを取ること」と力強く宣言した。

 28日にフランス・オープンで優勝を決めたばかりの永原選手は30日に帰国し芽室へ直行。授与式は当初、秋田市で行う予定だったが、永原選手の希望で芽室での開催が決まった。

 授与式には永原選手の両親や芽室町少年団の青山和彦代表、芽室中時代の指導者澤田初穂さんら恩師も出席した。手島旭町長が「世界のトップとして実力を証明し続けていることに芽室町民として誇りに思うと同時に元気をもらっている」と式辞。賞状と金メダルをイメージした盾を受け取った永原選手は「芽室町で栄誉ある賞をいただけて本当にうれしい。この賞に恥じることのないよう、人としても成長できるよう努力していきたい」とさらなる飛躍を誓った。

 報告会では、町内の小・中学生を指導し、代表児童・生徒とラリーで交流も。「私の目標は東京五輪で金メダルを取ることなのでこれからも一つひとつの大会で結果を残せるよう頑張っていきたい。皆さんも少しでも高い目標を持ってそれに向かって頑張ってほしい」と後輩たちを激励した。

 永原選手と対戦した芽室西中2年の高橋吏玖さん(13)は「一球一球の精度が違った。永原選手を目指して頑張りたい」と刺激を受けた様子だった。
(澤村真理子)


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