「帯広から再出発を」 杉浦投手
背番号57日本ハム
北海道日本ハムファイターズは26日午前11時半から、帯広の森研修センターで、トレードで入団した杉浦稔大(としひろ)投手(25)=国学院大、帯大谷高出=の記者会見を行った。杉浦投手は「北海道に根付いたチームの一員として、少しでも貢献できればという思いで頑張る」と抱負を語った。
会見には、栗山英樹監督も出席。栗山監督は、パ・リーグ5位と低迷するチーム状況の立て直しを図るため「スケールの大きい先発ピッチャーをつくる」と、杉浦投手への期待を話した。また、杉浦投手が故障のため戦列を離れている現状を「体を完全に治し、準備をしっかりとして」と、慌てずに治療し、チームの一員として活躍してくれるよう望んだ。
杉浦投手は「ヤクルト、日本ハムの両球団からチャンスをいただいたと思って前向きに頑張りたい」と話す。
背番号は57に決定。「生まれ育った帯広で入団会見をしてくれた球団の心遣いに感謝したい。この場所から再出発を」と、杉浦投手は新天地での活躍を誓った。(折原徹也)
- カテゴリ野球
- タグ帯広杉浦稔大北海道日本ハムファイターズ