師走スケッチ「楽しく乾杯 忘年会シーズン活気づく」
忘年会シーズンが本格化-。師走入りして迎えた第2金曜の8日夜、帯広市内の居酒屋では忘年会を楽しむ市民らでにぎわっていた。
飲食店「農家バルFOODBABY」はこの日は予約で満席。地元の平原通商店街振興組合の忘年会が開かれ、同組合の中田知徳専務(60)が「クリスマスや新年に向けてきょうはわいわい楽しんで頑張ろう」と発声して乾杯。14人がビールやワイン、料理を味わいながら、会話も弾み盛り上がっていた。
同店によると、ピークはすでに予約で埋まっている15、16日、22、23日の金・土曜を見込む。カルパッチョや更別村の松橋牛などが味わえる4000~5000円のコースが人気といい、小崎宏悦店長は「料理で楽しんで1年の疲れを癒やして」と話している。
忘年会シーズンのにぎわいとともに、タクシーや代行の利用も混み合っている。まりもハイヤーの佐藤淳一社長は「今年は雪で道が悪く、タクシーの利用は多い。週末だと代行で30分は待つ状況。今週末、来週末は会社の忘年会なども多く、忙しさもピークになるのでは」と話している。(藤島諒司、中島佑斗)