師走スケッチ「氷点下に快音雪中PG場オープン」
帯広市内の帯広の森研修センター南側広場に20日、雪中パークゴルフ(PG)場がオープンし、厳しい冷え込みもものともせず、利用者の明るい笑い声と小気味よい打球音が響いた。
市文化スポーツ振興財団が「冬の運動不足解消になれば」と1997年から開設。昨シーズンは昨年12月から3月までに延べ1万1772人の来場があった。AとBの2コースがあり、各9ホールで計18ホール。
開場時の気温は氷点下4・3度と冷え込んだが、仲間と談笑しながら回る愛好者は「今日は暖かい」「少し動くと汗をかきそう」と熱気も十分だった。
市内の木下有功さん(79)は「雪中ゴルフは陸上とは違った戦略もあり毎年の楽しみ。夏に知り合ったゴルフ仲間と会えたので、一緒にコースを回る」と笑顔を見せていた。(石川友史)