十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

師走スケッチ「良い年へ 願い込め 門松作りがピーク」

1つずつ丁寧に飾り付ける作業員

 正月の縁起物の門松作りがピークを迎えている。帯広市内の園芸販売・イノタニ(猪谷直樹社長)の川西苗圃(びょうほ)では、約10人の作業員が丹精込めて作業に当たっている。

 門松は、年神様を家に迎え入れるために門や玄関に飾られる。

 同社で作る門松は、十勝産のトドマツと本州産の孟宗竹(もうそうちく)を立て、造花のウメなどを飾って新年らしい“松竹梅”をあしらう。高さは1・3メートルから、人の背丈を越える2・5メートルのものまで取りそろえる。

 門松に使われる孟宗竹は近年仕入れが困難になり、トドマツも近郊での調達が難しく、資材価格が上昇しているという。

 竹の断面を汚さないよう慎重に作業を進め、23日ごろまでには約300個を作り、26、27日に納品する。同社造園土木部の増地勝巳課長(52)は「毎年門松をはらい清め、良い年を迎えられるよう祈念している。丁寧に1つずつ思いを込めて作った」と話している。(折原徹也)

更新情報

「すももの里まつり」を4年ぶりに開催 18日にはメインイベントで飲食も

紙面イメージ

紙面イメージ

5.1(水)の紙面

ダウンロード一括(61MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年5月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME