宇宙を拓く~第1部 スペースビジネスの今(8)「岐阜医療科学大学 田中邦彦氏」
気圧の壁挑む宇宙服
「(船外活動用の)宇宙服は中の空気で風船のように膨らんで、とても動きづらい。動けるよう、アメリカの宇宙服は内側を0・3気圧と、大気中(1気圧)に対して低くしているが、減圧症を避けるための準備が丸1日必要となる」
準備に丸1日
岐阜医療科学大学(岐阜県関市)の田中邦彦教授(50)は、現状の宇宙服の問題点を指摘する。医師でもある田中教授の専門は生理...
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