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端切れで大クジャク 池田のデイサービス制作

クジャクをデザインした布絵と制作者たち

 【池田】NPO法人「虹の家」(旭岡直子理事長、デイサービス)の利用者らが、着物の帯や端切れを使った布絵作品「孔雀(くじゃく)」を制作した。

 布絵の制作は、同法人に隣接する共生型施設「サロン虹の家」の利用者からの着物の帯の寄付や、地域の「着物を楽しむ会(安孫子ゆう子代表)」からの生地の提供などを受け、施設の管理者兼生活相談員の池田粧子さん(53)が考案した。池田さんは「立派な帯を頂いて、ありがたい」と感謝し、「日本の伝統文化で何かできないか考え、布絵を思いついた」という。

 布絵は縦2メートル、横1メートル40の模造紙に孔雀をかたどりした土台の段ボールに帯を貼り、色とりどりの着物の生地で羽が飾られた力作となっている。町文化祭(30日~11月3日、町田園ホール)を前に、デイサービスの利用者20人が約3週間かけて貼り合わせた。

 作業した土屋道子さん(66)は「皆で作れて楽しかった」と喜んでいた。作品は町文化祭に展示する予定。(水上由美通信員)

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