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卓球の実力メキメキ 更別クラブジュニア

週2回の練習で腕を磨いている「更別卓球クラブジュニア」のメンバー。全道大会に進出するなど、実力を付けている

 【更別】設立3年目を迎えた「更別卓球クラブジュニア」(中村和奏主将、15人)が、団体戦や個人戦で全道大会に進出するなど、着々と実力を付けている。卓球がリオデジャネイロ五輪での日本代表の活躍で注目を集める中、吉田昭一監督(44)は「卓球が好きな子どもが増え、村全体が盛り上がれば」と話している。

 村には30年ほど前まで卓球少年団があり、吉田監督も所属。更別中央中学校や更別農業高校にも卓球部があり、卓球を楽しむ大人も多いことから、吉田監督の子どもが卓球に興味を持ったことをきっかけに、クラブチームを結成した。

 同じく少年団で卓球をしていた織田望さん(39)や公務員の松野晃也さん(46)がコーチとなり、3人で村内や幕別町忠類の子どもたちを指導している。

 練習日は月曜と木曜の週2回と他のクラブに比べれば少ない。体幹トレーニングや鬼ごっこで瞬発力を鍛えるなど、ラケットを持たない練習日もある。吉田監督は「いろいろなスポーツがあるので、他の少年団をやっている子どもでも気軽に卓球に親しんでもらえるように」と語る。

 今年に入り、6年生を中心に全道大会に勝ち進むケースも増えてきた。5月には道選手権大会ホープスの部(小学5、6年)に団体で出場。全十勝大会のカデットの部女子13歳以下シングルスで本間結さん(更別小6年)と吉田監督の次女、理央さん(同)が勝ち上がり、9月3、4日の全道大会初出場も決めた。本間さんは「得意のバックハンドで頑張りたい」、理央さんは「ベスト4を目指す」と意気込む。

 吉田監督は、子どもたちが試合で勝ち負けを繰り返すことで、「負けた時の悔しさを自分なりに分析して練習メニューを組み立てている」と、成長を感じている。

 同クラブでは新入会員を募集している。問い合わせは同監督(090・3397・4388)へ。(深津慶太)

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