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帯南商高ワープロ部全国へ 初舞台「ベスト狙う」道大会2位

初の全国出場を喜ぶ部員たち。前列右は藤塚教諭

 「第61回道高校ワープロ競技大会」(9、10日・札幌市=道高等学校長協会商業部会など主催)の団体競技で、帯広南商業高校ワープロ部(大橋侑未部長、部員9人)が第2位入賞を果たし、上位2枠の全国大会(8月6日・東京)への出場を決めた。全国出場は初めてで、部員たちは「自己ベストを目指し、良い結果につなげたい」と気を引き締めている。

 道大会には全道から29校が参加した(1校の参加人数は6人が上限)。競技は制限時間10分で、用意された原稿を速く正確に打った文字数を競う。打ち間違いや変換ミスは減点。帯広南商業は大橋部長、遠藤愛美さん、橋本瑞希さん、本田琴美さん(以上3年)、橋本絢奈さん、細羽香瑠さん(以上2年)が出場し、個人では橋本絢奈さんが3位、遠藤さんが佳良に入賞した。

 団体競技は各校の個人の部上位3人の合計点数で競う。同校は橋本絢奈さん、遠藤さん、橋本瑞希さんで4167点を記録し、全国出場の2枠に入った。優勝は旭川商業高校の5799点だった。

 帯広南商業は昨年の団体8位から大きく成績を伸ばした。個人で自己ベスト、団体で上位入賞を目標に掲げて挑み、遠藤さん、橋本瑞希さんは「最後の大会だったので、伸び伸びとできた。ミスも減らせ、高得点を狙えた」と笑顔。個人3位の橋本絢奈さんも日々の部活で集中して取り組んだ成果を発揮し、「いつも通りに挑めた」と話す。

 全国に向け、橋本瑞希さんは「集中して自己ベストを出したい」、遠藤さんは「落ち着いて挑戦し、チームの結果につながれば」、橋本絢奈さんは「来年の大会につながるよう心掛ける」と意欲を見せる。顧問の藤塚哲夫教諭は「臆することなく目標を高く持ち、頑張ってほしい」と期待している。(松田亜弓)

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