土曜日は友達いっぱい サタデースクール まちマイ士幌編
ピザを食べた後、満足そうな笑顔の参加者
土曜日の子どもたちの居場所をつくろうと、町の事業として１３年前から始まった「サタデースクール」。十勝内でもいち早く取り組まれた土曜活動だ。「毎回多くの子どもたちでにぎわっている」と聞き、６月のある活動日にお邪魔した。
１１日は「石窯ピザ＆ピザ総選挙」。６種類のピザを作って石窯で焼き、最も好きだったピザに投票するもの。１位はチョコとマシュマロを載せた「チャンクピザ」だったが、学校の枠を超え、参加した６２人は調理から試食まで大盛り上がり。平野美和さんと丸山佳恋＝かれん＝さん（いずれも士幌小３年）は「毎回楽しい」と笑顔。体験を通じ、さまざまな「学び」を発見しているようだった。
同事業は社会福祉法人温真会（士幌、松浪浩之理事長）が運営する中士幌児童ステーションが町教委の委託を受け、２００３年から月２、３回開催。町内全７小学校の児童が対象で、実験や工作、バスツアーなど、管内企業などの協力も受けながらプログラムを展開する。堀賢一郎副センター長は「マンネリ化しないよう考えるのは大変だが、子どもたちの笑顔が励みです」と話していた。（松田亜弓）
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