スポーツに住民一丸 4町でチャレンジデー
【新得・本別・幕別・芽室】自治体間でスポーツの参加率を競う「チャレンジデー2016」が25日、始まった。十勝管内からは昨年と同様、新得、本別、幕別、芽室の4町が参加。各町民がウオーキングや体操、空き缶積み上げなどさまざまな形で運動に取り組んでいる。
笹川スポーツ財団(小野清子理事長)の主催。毎年5月の最終水曜日に行われる世界的なイベントで、人口が同規模の自治体同士が対戦し、午前0時から午後9時までの間、15分以上継続して体を動かした住民の参加率を競う。
十勝の4町は新得が秋田県八峰町、本別は長野県喬木村、幕別は高知県宿毛市、芽室は大分県豊後高田市とそれぞれ対戦。幕別は初勝利、他の3町は昨年に続く連勝を目指す。
幕別では町農業者トレーニングセンターで飯田晴義町長が開始宣言。「宿毛市も午後まで雨。過去は完敗しており、頑張って勝利しよう」と参加者に呼び掛けた。同センターで行われた30分間で空き缶を積み上げる競技には、町内企業のチームなどが参加。4人ずつの2チームで参加したアスワン(札内青葉町)の鎌倉智さん(53)は「昨年の3メートルを上回りたい。けがをしないように頑張りたい」と意気込んだ。
この他、午前中は本別でオープニングイベントのラジオ体操、芽室ではウオーキング、新得では温水プールでの水泳などが行われた。(眞尾敦)