舞い散るスモモ堪能 さらべつすももの里まつり
【更別】「さらべつすももの里まつり」(村観光協会主催)が22日、同里の特設会場で開かれた。多くの観光客が訪れ、スモモを使ったグルメやスイーツ、村の特産品販売、ステージなどを楽しんだ。
同里には3ヘクタールの敷地に約1000本のスモモの木があり、満開はやや過ぎたものの舞い散る花びらが会場を彩った。
スモモ林の中に、スモモのジャムとあんを包んだ「すももの水まんじゅう」を味わえる茶席が登場。村内の茶道サークル(宗像禮子会長)と、中札内村の茶道の会「淡友会」のメンバーが着物で応対した。
来場者は座ってくつろぎながら、スモモを目と舌で堪能した。
幕別町から訪れた佐伯美佳さん(31)は「(水まんじゅうは)爽やかでおいしかった」と話し、息子の怜哉ちゃん(4)も「(花の)甘い匂いがする」と喜んでいた。
この他、ジャグリングなどのパフォーマンスが披露されたステージも開催。スモモの塩漬けと大根おろしを載せた「すももおろしうどん」や、更別農業高校による「すももドリンクヨーグルト」などの販売も人気だった。(眞尾敦)