10万円 当たるかな 13カ所抽選始まる 全市連合
帯広商工会議所(高橋勝坦会頭)主催の「年末全市連合大売出し」の抽選が17日、市内13カ所で始まった。官民のボーナス支給がほぼ出そろい、歳末商戦が盛り上がりを見せる中、各抽選所ともスクラッチくじと交換する人たちでにぎわった。
原則5000円の買い物で本券1枚がもらえ、抽選所でスクラッチくじと交換できる。売り出し(抽選券の発行)自体は3日にスタートしており、特別賞は買い物券10万円分。当選率は昨年の約2倍になった。
混雑緩和のため、今年は抽選所を昨年の倍近くに増やした。このうちジョイフルエーケー帯広店(東7南16、本村雄平店長)の抽選所は午前11時の開始時に十数人が並び、午前中は人が途切れることがほとんどなかった。孫2人と来店した音更町の主婦反田静子さん(65)は「大安だったので歳末関連の物などを購入した。くじは外れたが、また挑戦したい」とした。
抽選所スタッフの桜田幸子さん(57)は「抽選所も増え、スムーズに進んでいる。開始1時間で2等も出た」。同店の沖邦博ブロック長は「通常の土曜より人の入りがいい。抽選開始の効果もあると思う」と話した。各所の抽選時間は午前11時~午後6時(最終日は午後5時まで)。(佐藤いづみ)