鳥インフル対策本部設置 農水省が16日
【東京】清水町の高病原性鳥インフルエンザ発生を受け、農林水産省は16日夜、同省で防疫対策本部を開いた。山本有二農林水産大臣は、感染状況把握や殺処分、焼埋却などの防疫措置の支援のため、国からの緊急支援チームの派遣と、迅速な対応を指示した。
山本大臣は「初動対応が何よりも重要。気を引き締めて対応を」と強調した。対策本部会合は新潟県、青森県での発生を含めて4度目。殺処分完了時期のめどは「鶏舎構造などにもより未定」とした。
道内での家禽(きん)での発生は初めてだが、同省は「野鳥の飛来範囲を踏まえると全国で発生するリスクがあり、地域的な特性は考えていない」と説明した。
近く各都府県に野鳥侵入防止や消毒措置徹底を求める通知を発出し、注意喚起する。(原山知寿子)
◆関係機関からの高病原性鳥インフルエンザに関するサイト
・対策、相談窓口など各種情報(PDFリーフレットダウンロード)-十勝総合振興局公式ホームページ
・環境省からの高病原性鳥インフルエンザに関する情報-環境省公式ホームページ
・農林水産省からの鳥インフルエンザに関する情報-農林水産省公式ホームページ
・農研機構からの高病原性鳥インフルエンザに関する情報-農研機構公式ホームページ