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ラリー歓迎ムード高まる あすから公式車検

帯広電信通郵便局で展示しているラリーカーのミニチュアと田中局長

 十勝管内6市町を舞台に18~20日に開かれる「ラリー北海道」は、16日午前9時に明治北海道十勝オーバル管理棟に大会本部が開設され、各チームは拠点となる帯広市内の北愛国サービスパーク(北愛国交流広場)で臨戦態勢を整えている。17日からは車検と下見走行が始まり、18日午後4時45分に同パークで競技がスタートする。地元での歓迎ムードも盛り上がりを見せている。

 公式車検は17、18の両日、三洋興熱(笹井祐三社長)のスーパーピット中央店(帯広市西8南9)で行われる。一般公開され、見学は自由。

 ラリーの公式車検は、出場車両がラリーの規定と公道を走るための法令の両方を満たしていることを確認するためで、検査項目は車重や排ガスなど数百項目に及ぶ。最新鋭のラリーカーの内部を詳細にチェックする様子を目の前で見ることができる。

 時間は17日が午前8時半~午後7時、18日が午前8時半~午後0時半。大会組織委員会が16日午前に発表した車検日程によると、APRC(アジア・パシフィック・ラリー選手権)シリーズトップのポンタス・ティデマンド車は17日午後5時から、全日本ラリー選手権首位の新井敏弘の車は同日午後2時からの予定。

 一方、ラリー北海道の舞台となる6市町(帯広、音更、池田、本別、足寄、陸別)のルート上や関連施設では、のぼりや看板などの設置が進み、道内外から訪れるチームと観客を歓迎している。

 市内の帯広電信通郵便局(東4南5、田中政行局長)では、局内にラリーカーのミニチュア40台を展示している。車好きで、ラリー北海道が始まった当初からボランティアのオフィシャルなどとして大会に関わる田中局長のコレクション。世界ラリー選手権(WRC)の往年の名車から最新鋭のマシンまであり、小さな子供らが食い入るように見つめている。

 田中局長は「ラリー北海道は十勝の大切なイベント。公道も走るラリーは気軽に見に行けるので、沿道で手を振るなどし、モータースポーツとの距離を近くに感じてもらいたい」と話している。(丹羽恭太)

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