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地域を考え一票 町村長・議員選投票始まる

帯広市議選の投票所を訪れ、1票を投じる家族連れ(26日午前11時すぎ、花園小。塩原真撮影)

 統一地方選を締めくくる町村長選と市町村議選の投票が、26日午前7時から始まった。管内では、幕別と大樹、陸別、足寄、更別の5町村で町村長選、12市町村(帯広、音更、幕別、芽室、新得、鹿追、池田、豊頃、足寄、陸別、大樹、中札内)で市町村議選の投票が行われている。前半戦の道知事選、道議選に続く後半戦では、地域の人口減や地方創生、福祉や雇用など、住民生活により密接な政策に対し、有権者が選択と審判を下す。投票は一部を除き午後8時で締め切られ、即日開票される。

 道選管事務局十勝支所(十勝総合振興局)によると、町村長選は午後11時15分、市議選は27日午前0時ごろまでに大勢が判明する見通し。

 町村長選は更別で8年ぶり、残る4町で前回に続く選挙戦に。幕別は前町議の前川雅志氏(47)と前教育長の飯田晴義氏(59)、更別は元幼稚園園長の西山猛氏(61)と前教育長の高島敏彦氏(56)、大樹は前副町長の酒森正人氏(56)と前町議の加藤明浩氏(55)、陸別はNPO法人理事長の原子裕志氏(61)と前町議会副議長の野尻秀隆氏(61)が、それぞれ新人同士の一騎打ち。足寄は元町議の矢野利恵子氏(62)と現職の安久津勝彦氏(63)、元町職員の清野幸吉氏(61)による三つどもえの戦いとなっている。

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 幕別町長選の午前10時現在の投票率は15・91%で、前回より0・08ポイント減となっているが、期日前投票は3500人と前回(2451人)より1049人増えている。町村長選と町村議選の投票は163カ所で行われ、結果判明は午後8時半の大樹町議選が最も早く、足寄町長選の午後11時45分が最も遅くなる予定。

 市議選は定数29に現職23人、新人12人の計35人が立候補する混戦。26日の市内は好天に恵まれ、市内51カ所の投票所には午前7時の開場から有権者が次々と訪れ、市政への思いを込めた1票を投じていた。

 市内の当日有権者数は前回選同期(2011年4月24日)比769人多い13万6613人(男6万3977人、女7万2636人)。午後1時現在の投票率(農村部を除く41カ所)は同0・07ポイント減の23・32%となっている。

期日前投票者 市議選3割増
 帯広市議選の期日前投票者数(20~25日)は8988人と、前回2011年(6782人)と比較して2206人、率にして32・5%増加した。当日有権者数に占める割合(期日前投票率)も6・58%と、前回比1・59ポイント上昇した。
(統一地方選取材班)



 十勝毎日新聞社グループは、26日投開票の帯広市議選、町村長選、町村議選の結果を、インターネットの電子版、選挙号外発行、OCTVなどで速報します。

 選挙号外は27日朝に、選挙戦になった13市町村に配達します。電子版では開票状況と当落を速報します。

 OCTVの「選挙特番」は26日午後9時からコミチャン(チャンネル11)で放送、市議選開票所の市総合体育館や候補陣営を中継で結び、当選者の喜びをお伝えします。

 FM-JAGAでも同日午後10時から放送します。

 十勝毎日新聞社、帯広シティーケーブル、エフエムおびひろ

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