清水牛玉丼連覇 新ご当地グルメ北海道2014
【美瑛】「新・ご当地グルメグランプリ北海道2014」(実行委員会主催)が5、6の両日、上川管内美瑛町の丸山陸上競技場で開かれ、清水町の「十勝清水牛玉ステーキ丼(牛玉丼)」が総合優勝し連覇を果たした=写真。3部門のうち「味」「人気度」の2部門で1位を獲得、「コストパフォーマンス」部門でも2位に入った。
最終日の閉会式で結果が発表された。牛玉丼は「30分以上は待たせない」と提供の速さを重視。前回と同様、調理ラインを2つ設け、提供店主やボランティアらスタッフ60人のチーム力で連覇を勝ち取った。
牛玉丼地域活性化協議会の野崎勝敏会長は「プレッシャーがかかる中、連覇を達成できてうれしい。来年は3連覇に挑戦したい」と話し、調理責任者の太田博樹さん(山女魚園代表)も「『心ある愛情と目で最高の牛玉丼を作ろう』と話したことが、60人全員に伝わった」と喜んだ。
十勝からは他に2品が出展し、十勝芽室コーン炒飯が総合4位(前回2位)。大樹チーズサーモン丼(チーモン丼)は総合入賞はならなかったが、人気度部門で5位に入り、誕生2年目で初入賞した。芽室コーン炒飯地域活性化協の渡辺浩二事務局長は「コーンのかけ放題で、お客さんと一緒に楽しめた」とし、大樹チーズ&サーモングルメ地域活性化協の一戸勉会長は「次は総合入賞し、十勝の3品で上位を独占したい」と意欲を新たにした。
次回大会は来年7月に苫小牧市で開かれる。牛玉丼は別海ジャンボホタテバーガー(根室管内別海町)以来となる3連覇と「殿堂入り」(次回以降は審査対象外)がかかる。(深津慶太)
◆新・ご当地グルメグランプリ北海道2014について
・イベント概要、参加グルメ、アクセス情報など-新・ご当地グルメグランプリ北海道2014 in 美瑛公式ホームページ
・牛玉丼2連覇なるか 5日から新・ご当地グルメグランプリ-十勝毎日新聞電子版(2014/07/04)