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ラジオ体操続けて10年目 中鈴蘭若葉会 まちマイ音更編

毎朝のラジオ体操に取り組んで10年目になる「中鈴蘭若葉会」の高齢者たち

 町内鈴蘭地区の老人クラブ「中鈴蘭若葉会」(小門政吉会長、会員135人)は毎年4月から11月まで毎日、鈴蘭生活館で早朝のラジオ体操に取り組み、今年で10年目になる。参加する高齢者は“健康寿命”の延伸を図ろうと、毎朝張り切って体を動かしている。

 23日午前6時半、ラジオから音楽が流れ出すと、集まった同会の高齢者28人が一斉に体を動かし始めた。青空の下、全員が大きく息を吸って腕や足を伸ばし、終わると笑顔になっていた。

 この日は、同会による今年のラジオ体操の初日。参加者のうち最高齢の三好政義さん(93)は「朝早く起きて気分がいい」、女性最高齢の原田トシ子さん(88)も「元気に長生きできるのは若葉会でラジオ体操に取り組むから」と語る。

 小門会長は「小雨程度だと木の下で雨を避けて体操する。長生きするなら、“健康寿命”を伸ばすことが肝心。中鈴蘭若葉会のメンバーはラジオ体操を続けるおかげで実際の年齢より若く見られている」と話している。(井上朋一)


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