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全道高体連 バレー 帯南商2回戦へ 女子決勝トーナメント 帯工男子は予選通過できず

(15、16日・岩見沢スポーツセンターなど)
 16日は男女の決勝トーナメント準々決勝までを行った。女子の帯南商は1回戦で函館大妻と対戦し、第2セットに詰め寄られながらも2−0で2回戦進出を決めた。帯大谷と男子の白樺学園は2回戦から出場した。

 15日に行われた予選グループ戦では男子の白樺学園は競り合いながらも釧路工業に2−0で勝利して予選突破。初戦で弟子屈に敗れた帯工は敗者戦に臨み、恵庭南に善戦しながらも0−2で敗れ決勝トーナメント進出はならなかった。女子の帯大谷は札幌北斗、帯南商は岩見沢東にそれぞれストレート勝ちして決勝トーナメントに進んだ。

南商のバレーしっかりできた
 ○…女子の帯南商は決勝トーナメント1回戦で函館大妻を、第1セットでは安定した試合運びで25−17、第2セットではジュースとなりながらも26−24で振り切り、2回戦進出を決めた。

 序盤から國府加那衣(2年)、加茂愛美(3年)らスパイカー陣が攻撃力の高いスパイクとクイックで得点を重ねリード。第2セットはリードしながらも、リズムを相手に奪われ、競り合う形になったが、安定したレシーブ陣が連続失点を3点以内に抑えた。最後は城戸友里恵(同)のスパイクで勝負を決めた。「3年生が要所でしっかり締めてくれたので、帯南商のバレーはしっかりとできた。きょう一番のヤマだったが、気を抜かず次に臨みたい」と冨田誠治監督。

 山野辺唯主将(同)は「第2セットには相手を乗せてしまい追いつかれたが、自分たちのプレーを最後までしっかりできれば負けることはない」と話し、準決勝進出を懸け、午後の試合に挑んだ。

好プレーも見せ次の成長に期待
 ○…決勝トーナメント進出を懸けて恵庭南との敗者戦に臨んだ帯工は、最後は力負けしてしまったものの20−25、22−25と善戦し、「プレー自体は初戦(弟子屈戦)よりもミスが多かったが、好プレーもあり、予想していた以上によく戦えた」と亘理宗樹主将(2年)は手応えを感じた。

 立ち上がりの課題は改善されなかったものの、第2セットには5点差をつけられながらも、レシーブで粘り亘理主将と庄島祐也(同)がスパイクでポイントを奪い返し、一時は同点に追いつくなど健闘した。

 「もっとコンビプレーを練習して攻撃の幅を広げていきたい」と亘理主将。後藤忠範監督は「部員のほとんどが1、2年の若いチームなので経験不足が出た形となったが、後半は少しはボールが見えてきたようだ。もう一度、一から鍛え直していきたい」と今後の成長に期待を掛けていた。

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