大樹で40人参加し日本水ロケットコンテスト
【大樹】日本水ロケットコンテスト2010の大樹大会(日本宇宙少年団=YAC=大樹分団など主催)が19日、歴舟川河川公園サッカーグラウンドで開かれた。町内外の小学生40人が出場。篠島君(大樹小)が112・68メートルで優勝した。道地区大会は7月24日に町多目的航空公園で開かれる。
同コンテストは昨年初めて開催。飛距離競技と、約50メートル先の円を狙う定点競技の2種目。大樹大会は飛距離競技のみで、出場者のうち小学4年以上の上位4人が道地区大会に出場できる。
この日は出場者が水ロケットに40回のポンピングで空気を送り込み、カウントダウンに合わせて勢いよく飛ばした。記録は2回飛ばしたうち飛距離の長い方。1回目に唯一100メートル超えを果たした篠島君がそのまま逃げ切った。
篠島君は昨年も道地区大会に出場。「2種類の機体を使い、水の量や角度も考えて水ロケットを飛ばし、うまくいった。次も頑張りたい」と話していた。
全国大会は9月18、19の両日に愛知県の愛・地球博記念公園で開かれ、総合優勝チームは宇宙航空研究開発機構(JAXA)種子島宇宙センターの見学に招待される。(佐藤圭史)
そのほかの入賞者は次の通り。(敬称略)
(2)高橋(大樹)107・84メートル(3)原田(同)103・97メートル(4)小原(帯広)102・48メートル(5)泉(大樹)102・18メートル(6)梶沢(大樹)102・05メートル