イルミネーションと木製ランタンのコラボ今年も 広尾サンタランドで点灯式
【広尾】ノルウェーのオスロ市から「サンタランド」に認定されている広尾町の大丸山森林公園・広尾サンタランドで25日、点灯式が開かれた。15万球の電飾と1万個の木製ランタンによる「華やかな光の世界」が開幕し、来場者は一足早いクリスマス気分を楽しんだ。イルミネーションは来年1月4日までの午後4時~同10時に点灯される。
「愛と平和、感謝と奉仕」を基本理念に、サンタクロースのイメージに沿ったまちづくりを進める広尾町の主要イベント。1984年から続けており、今年は1600人が来場した。
点灯式はサンタの家ステージで開催。田中靖章町長が「愛と平和、夢と希望を届け、家族を思う心や絆を深めるイベント。広尾の未来を照らす希望の光となることを願いたい」とあいさつした。
田中町長、町議会の山谷照夫副議長、地元の小学生や保育園児らがボタンを押すと、サンタの家周辺などに設置されたイルミネーションと木製ランタンが一斉に点灯した。終了後は花火も打ち上げた。帯広市内の朴澤憲和さん(42)は妻のてる美さん(40)、長女の沙也佳ちゃん(4)と来場。「明るくて、きれい。娘もテンションが上がり、喜んでいる」と笑顔だった。
点灯式前には「サウンドフェスティバル」を催し、クリスマスソングなどで気分を盛り上げた。地元のグルメなどが集まった「クリスマス市」もにぎわった。(松岡秀宜)
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