精巧な模型、ガンプラにくぎ付け 帯広で「ホビーフェスタ」
全道の模型愛好家が自慢の作品を展示する「ホビーフェスタ03 in 帯広」(帯広プラモ倶楽部主催)が27、28の両日、帯広市内のベルクラシック帯広で開かれた。精巧なプラモデル300点以上が並び、来場者はじっくりと作品を眺め、創作意欲を高めていた。
3回目となる今回は、約90人のモデラーが作品を持ち寄った。会場には模型の定番の「ガンダム」のプラモデル(ガンプラ)や車、航空機、ロボットのほか、さまざまなアニメのキャラクターがずらり。「ミニ四駆」走行会なども親子連れでにぎわった。
市内の50代男性は趣味がガンプラといい、「参考にするのも難しいくらいの出来栄えだった。緻密な作りや独創的な塗装など見ているだけで楽しかった」と感心していた。
未開封のプラモを販売するチャリティーバザーも好評。2日間で約20万円を売り上げ、全額を管内の子ども食堂に寄付する。同倶楽部の谷憲一部長は「道内の有名モデラーが一堂に会し、お互い刺激になった。来場者も楽しんでいて、チャリティーの部分でも社会貢献になってよかった」と話した。(小野寺俊之介)