「おとふけブラス」あす初の単独公演 結成16年目社会人バンド
【音更】音更町を活動拠点とする社会人ブラスバンド「おとふけブラス」(代表・太田究帯広工業高教諭、メンバー60人)は15日午後2時から、町文化センター大ホールで初の単独演奏会を開催する。入場無料。
おとふけブラスは2009年11月に結成された、金管楽器と打楽器の編成による英国式ブラスバンド。町内をはじめ十勝管内や道内外のメンバーで構成する。これまでは他団体とのジョイント演奏ばかりだったが、メンバー間で単独公演の機運が高まり、第1回演奏会の開催にこぎ着けた。
初の演奏会は管内の高校生4人を迎え、総勢42人がステージに上がる。太田代表(60)を指揮者に、18種の金管楽器36人と、パーカッション5人が出演する。
ステージは2部構成で、第1部は「我らおとふけブラス」と銘打って「ゴジラのテーマ/怪獣大戦争マーチ」(伊福部昭作曲)、「優しいあの子」(草野正宗作曲)など6曲を披露する予定。第2部は「ソリストとブラスバンドの饗宴」と題して「ヴァーチュオシティ」(ケニー・ベイカー作曲)、「ドラゴンの年」(フィリップ・スパーク作曲)など6曲を演奏する予定。ゲストや怪獣が登場する場面もある。
太田代表は「サプライズや楽しい仕掛けを取り入れた見たことがないような演奏会になると思うので、多くの人に見に来てもらいたい」と呼び掛けている。(内形勝也)