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名店「鴨川」が復活 昼は豚丼、夜は居酒屋の二刀流で29日オープン

昭和レトロな外観を演出した鴨川

 飲食店経営のエイムカンパニー(帯広市、佐藤慎吾社長)は29日、2016年に閉店した名店「鴨川」の豚丼などを提供する「帯広豚丼・郷土料理 鴨川」を、市西1南10にオープンする。昼は豚丼屋、夜は十勝の生産者直送の食材などを使用した居酒屋の2形態での営業とする。

 1946年創業の鴨川は市西1南4に店舗を構え、一般的なしょうゆ味に加え、みそベースだれの豚丼を提供。2012年のミシュランガイド北海道でビブグルマンにも選出された。店主の体調不良により、16年に閉店。その後、エイムカンパニーが事業承継し、たれのレシピなどを引き継いだ。これまで帯広や札幌の居酒屋やデリバリーで豚丼を提供してきた。

 今回、北の屋台北側に店舗を新設。かつて同社の居酒屋「一心」の本店があった場所でもある。昭和レトロな外観と内装で往年の鴨川の懐かしさを演出した。

 ランチは「味噌豚丼」「醤油豚丼」(いずれも並盛り990円)のほか、「豚ひつまぶし」(1480円)なども提供。夜は豚の角煮やモツ煮など豚メニューを充実させ、鴨川でしか食べられないメニューを含めて約75種類を用意。豚丼も提供する。

 将来的にはフランチャイズで多店舗展開も検討しており、佐藤社長は「札幌や道外へも出店していきたい」と話している。

 営業時間はランチが午前11時~午後4時、ディナーが午後4時~翌午前0時。席数は46席。定休日は原則年末年始。(津田恭平)


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  • 名物の味噌豚丼と店内

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