子どもたち盤上で白熱 全十勝小中学生将棋大会
第50回全十勝小中学生将棋大会(帯広市教育委員会、十勝毎日新聞社主催)が16日、帯広市児童会館で開かれた。管内から47人が参加し、学年ごとに対局して順位を決めた。
小学生42人、中学生5人が出場。帯広市出身で将棋の渡部愛(まな)女流三段も招いた。開会式で主催者を代表して十勝毎日新聞社営業局の原口暁史局長が「練習の成果を発揮し、渡部女流三段の指導対局では新たな知識を身に付けてもらえれば」とあいさつ。後援の日本将棋連盟十勝支部の畳谷高明支部長は、「将棋は子どもから高齢者まで同じルールで楽しめる。長く親しんでほしい」と述べた。
参加者は、人数が少ない学年はリーグ戦で、出場11人の小学2年などはリーグ戦とトーナメントで競った。子どもたちは頭を抱えたり頬づえを付いたりして熟考し、真剣な表情で駒を進めていた。
初参加の帯広柏小3年の山内将生さん(8)は「最初は緊張したが、勝ったり負けたりして面白かった。強くなりたい」と話していた。(高井翔太)
入賞者は次の通り。(敬称略)
◇小学生
▽1年
(1)蔦井政人(音更鈴蘭)
(2)小野寺紗良(帯広広陽)
(3)佐藤朝日(帯広つつじが丘)
(3)高橋茉愛(音更木野東)
▽2年
(1)安榮優佑(帯広光南)
(2)中村賢治(新得)
(3)上徳颯武(帯広柏)
(3)今井宗一郎(北海道帯広聾学校)
▽3年
(1)小玉夕陽(音更)
(2)芳賀柳之介(音更)
(3)山内将生(帯広柏)
(3)佐藤由真(帯広西)
▽4年
(1)新谷遥輝(音更緑陽台)
(2)新谷直輝(音更緑陽台)
(3)神田紗季(中札内)
▽5年
(1)小玉千陽(音更)
(2)佐藤湊(帯広東)
(3)安徳優吾(芽室)
▽6年
(1)神田渉(中札内)
(2)東森拓(新得)
◇中学生
▽1年
(1)永守優鷹(帯広翔陽)
(2)新明優成(芽室)
▽2年
(1)寺澤菜花(音更下音更)
▽3年
(1)一戸颯太(帯広翔陽)
(2)山内理市(帯広第四)