インスタ「いいね」で特産品を 帯広大正など4JAがコラボキャンペーン
帯広大正と本別町、幕別町、東旭川(旭川市)の4JAは17日から27日まで、あんまんやじゃがバターなど特産品が当たるSNSプレゼントキャンペーンを連携で実施する。
SNSのインスタグラムで4JAの公式アカウントをフォローし、キャンペーン投稿に「いいね」をした人の中から、抽選で12人に各JAの特産品を贈る。
4JAは、JA北海道中央会が2023年から実施する「JAグループ北海道SNS研究会」の1、2期メンバー。1期生でJA帯広大正の竹山雄一企画課長が音頭を取り、今回の連携が実現した。
JA本別町は、栽培が難しいあかね大納言小豆から作った「稀(まれ)つぶあん、こしあんセット」と、「大豆の燻製(くんせい)『だいずくん』ブラックペッパー味」を用意。SNS担当の管理課の諸井健人さんは「本別産の豆の素晴らしさを感じてもらいたい」と話す。
24年度JAインスタコンテストで最高位を取ったJA幕別町は、道産赤インゲン豆の新品種きたロッソを使用した「十勝つぶごろあんまん」と、低温貯蔵による甘さが特徴の「熟成インカのめざめ」を提供。営農振興課の嶋山寛菜さんは「新商品をPRしつつ、北海道を盛り上げたいという気持ちが伝われば」と意気込む。
旭山動物園そばに位置するJA東旭川は、ゆめぴりかとななつぼし、おぼろづきの無洗米セットをプレゼント。企画課の旭将吾係長は「東旭川米のおいしさを知ってほしい」と語る。
JA帯広大正は、大正メークインで作ったシリーズの真空パック品「じゃがバター」と高級スナック菓子「フライドポテト」を用意。竹山課長は「これからもJA連携の輪を広げたい」と話している。(佐藤匡聡)