広尾から「サンタカード」発送開始 認定40周年、国内外1万3200通
【広尾】ノルウェー・オスロ市から国内で唯一サンタランドの認定を受けている広尾町のクリスマスカード「ひろおサンタカード」の発送が、16日に始まった。認定40周年の節目を迎える広尾サンタランドのメイン事業で、初回は道外分の約7500通を発送した。
町北方圏交流振興会(会長・田中靖章町長)の事業。今年は、北海道発の絵本「サンタクロース島のサンタクロース」シリーズで知られるエアーダイブ(札幌市)と、コラボレーションした。節目を記念し、サンタカードのほか、サンタクロースシリーズの第1作「サンタクロースとちいさな木」のミニ絵本や塗り絵がセットとなっている。
今年の発送数は計約1万3200通。事務局の町水産商工観光課によると、道内外のほか、アジアや米国からも注文を受けた。この日は、サンタランドのキャラクター「さーたちゃん」とサンタクロースに扮(ふん)した町職員が広尾郵便局を訪れ、発送を依頼した。
事務局では「昨年よりも豪華になっており、ハッピーな気持ちになっていだたければ」とする。道内分の約5700通は18日に発送する。カードは25日までに届く予定だ。(松岡秀宜)
広尾から「サンタカード」発送開始