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「全力で楽しみたい」 開会式書道パフォーマンスの高校生張り切る 平原まつり

本番に向けて合同練習を行う帯柏葉と帯南商両校の書道部員

 第77回おびひろ平原まつり(14、15日)の開幕を飾るオープニングパフォーマンスに向け、帯広柏葉高校と帯広南商業高校書道部は8日、帯柏葉高で合同練習を行った。「他校との合同パフォーマンスは初めて」となる両校の部員らは、「迫力あるパフォーマンスをお届けしたい」と、意気込んでいる。

 開会式は正午から、旧藤丸前の交差点で行われる。テーマは6月に国立公園に指定された日高山脈。書道部員計26人が、曲に合わせ縦2・2メートル横15メートルの合成紙に「祝日高山脈襟裳十勝国立公園指定」と大きく書く。歌人時田則雄さんの短歌も記し、作品の周りでは大道芸人が演技を披露する。

「全力で楽しみたい」と意気込む帯柏葉と帯南商両校の書道部員

 合同練習には帯柏葉から7人、帯南商から9人が参加。本番と同じ紙や曲を使って文字を書き、バランスなどを確認した。帯柏葉書道部の宮村真央部長(16)=2年=は、「他校とのコラボに良い刺激を感じている。まずは私たちが全力で楽しみたい」と張り切る。

 「平原まつりでのパフォーマンスは初めて」と話す、帯南商書道部の清水美羽部長(16)=2年=は、「こんな大きな舞台で大人数でパフォーマンスする機会はあまりない。全力で取り組み、書道の魅力も観客に伝えることができれば」と力を込めた。(廣田佳那)

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