十勝詰まった「タコス」いかが 帯広三条高生が開発 11日愛菜屋で限定無料配布
【芽室】帯広三条高校の3年生7人が11日午前11時から、授業で開発した十勝産食材を使用したタコスを、芽室町内のJAめむろファーマーズマーケット「愛菜屋」で無料配布する。100食限定で、生徒は「食材も味付けも十勝にこだわった逸品なので、ぜひ食べに来てほしい」と呼び掛けている。
メニュー作りに関わったのは、芦川龍之助さん、塩谷明里さん、下坂愛果さん、下野那智さん、関井隆之さん、羽場康太さん、湯浅南美さんの7人。総合的な探究の時間で「地元の食材を使い、屋台のように手軽に提供できるメニューを」と取り組んだ。
豚肉やレタス、トマト、玉ねぎなどの食材をすべて十勝産とし、豚丼のたれで味付けをするなど工夫をこらし、試作を重ね完成。管内で味わってもらおうと、今回の配布会を企画した。芽室町観光物産協会や一般社団法人十勝プラス(芽室)が協力した。
当日は、デザインが得意な塩谷さんと湯浅さんが制作したイラストとレシピも一緒に配布する。下坂さんは「生徒主体で考えたものなので、ぜひ応援してもらえたら」と来場を呼び掛ける。
生徒からのアンケートに回答するとタコスをもらえる。なくなり次第終了する。(及川雅敦通信員)