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明治北海道十勝オーバルでスケートリンクが営業開始

営業を開始した明治北海道十勝オーバルのリンクで滑走する選手たち

 屋内スピードスケート場の「明治北海道十勝オーバル」(帯広市南町南7線56)で28日、今季のスケートリンクの営業が始まった。季節は夏真っ盛りだが、選手たちは氷の感触やフォームを確かめながら滑っていた。

 オーバルはスピードスケートのナショナルトレーニングセンター(NTC)に指定されている。国内でもう一つのNTCとなるエムウェーブ(長野市)よりも早くリンクが使用できるため、初日から多くの選手が来場した。

 午前9時から午後0時40分までの競技者向け開放では、小学生から社会人選手まで各世代の計120人ほどが滑走。神野由衣さん(本別中3年)は「氷の上は久しぶり。リンクが整っていて滑りやすかった」、石橋陽向さん(帯広清川中3年)は「スピードが出て、夏の陸トレの成果が出ていると感じた」と話していた。

 この日は午後1時から無料で一般開放され、大勢の家族連れなどがスケートを楽しんでいた。(松村智裕)

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