全国学生書道展で芽室小5年の葛葉さんが最高賞
【芽室】芽室小学校5年の葛葉かれんさん(11)が、第55回記念全国学生書道展(国際書道協会主催)の学年の部で最高賞に選ばれた。念願のトロフィーを手にし、「すごく大きくてびっくり。とてもうれしい」と笑顔を見せている。(高井翔太)
同展は、幼児から高校生まで部門ごとに課題が出され、全国から5151点、5年の部には445点の応募があった。1月に札幌市民ギャラリーで展覧会が開かれ、同月14日に表彰式が行われた。
5年の部の課題は「仲間たち」。葛葉さんは、力強い筆跡でバランスよく揮毫(きごう)した。昨年の同展では入選したものの、トロフィーを手にできる入賞に届かなかった悔しさから奮起した。
2カ月前から練習を重ね、特に難しい「間」を丁寧に書くことを心掛けた。30枚以上書いた中の自信作1枚を出品し、納得の結果を得た。「今度は夏の全国書道コンクールで最高賞を取りたい」と気持ちを新たにしている。
管内のほかの入賞者は次の通り。(敬称略)
◇記念賞1席
▽小6=広瀬千彩(芽室小)
◇同2席
▽小2=長谷朱嶺(同小)
▽小5=岸本彩椰(芽室西小)
◇同4席
▽小4=古川千耀(帯広小)
▽小5=小泉俐空(帯広稲田小)