ナイヤガラスパークリング「金」 十勝ワイン5アイテムが受賞 サクラアワード
【池田】ワイン業界で活躍する女性たちが審査員を務める国際ワインコンペティション「第11回サクラアワード2024」で、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所の「ナイヤガラスパークリング2022」がゴールドを受賞したのをはじめ、「山幸2021」など4品がシルバーに選ばれた。同研究所の商品のゴールド受賞は4年連続、5点の入賞は過去最多。(澤村真理子)
同審査会は、十勝ワインの生みの親である丸谷金保元池田町長(故人)の次女田辺由美さんが代表理事を務める一般社団法人ワインアンドスピリッツ文化協会が主催し、2014年に始まった。
同研究所は初回から出品を続けている。今回は8品を出品し、「ナイヤガラ-」がゴールド、「山幸2021」「ブルーム白」「ブルームピノノワール」「町民用赤ワイン」がシルバーを受賞した。入賞5品のうち3品がスパークリングだった。山幸は「山幸2019」「山幸2020」のゴールドに続いて3年連続の入賞となった。
「ナイヤガラ-」は生食用ブドウの人気品種「ナイヤガラ」で造られるやや甘口のスパークリング。同研究所によると、スパークリングは全国的に伸長率が高く、「受賞を追い風に販路を広げていければ。ワインを飲み始めた方にも楽しんでもらいたい」(営業課の一戸竜也主任)とPRする。750ミリリットル1700円。
今回のコンペには27カ国4023品がエントリー。日本のワイン業界で活躍する女性430人がブラインドテインスティングで審査し、最上位のダブルゴールドに324点、ゴールドに1441点、シルバーに682点を選んだ。