アイスキャンドル466個、士幌の街並みを幻想的に照らす
【士幌】住民が手作りしたアイスキャンドルで街並みを飾るイベント「Shihoro on ICE 2024」(実行委員会主催)が2、3の両日、士幌町内のタウンプラザと遊水公園の2カ所で行われた。466個のアイスキャンドルが並び、訪れた人々の目を楽しませた。
イベントは、元町地域おこし協力隊員で実行委員長の服部茉矢さんが提案し、2018年から始まった。今年は会場を中心市街地の隣接する2カ所に設定し、開催規模を拡大した。
遊水公園会場には、士幌中央中学校美術部が考案した101個のアイスキャンドルを並べた雪の回廊に雪の結晶を表現したアート作品を展示。また、同校吹奏楽部がタウンプラザ会場でリトル・マーメイドの主題歌「アンダー・ザ・シー」などを披露した。
地元有志による「たれぱんだ」の巨大雪像もお目見えし、来場者が思い思いに記念撮影する姿も。淡中(たんなか)済さん(67)は「きらきら輝いてきれいだった」と感激した様子。服部実行委員長は「今回は中学生が参加してくれたのがうれしい。これからも町民が楽しめるアイスキャンドルのイベントを企画していきたい」と話した。(大健太郎)