17日は「めむクリ」 芽室駅前で高校生手作りクリスマスイベント
【芽室】管内の高校生による手作りのクリスマスイベント「めむクリ2023」(実行委員会主催、17日・JR芽室駅前)の開催に向け、芽室町内の事業者や小学生、幼児など幅広い世代の町民が協力し、準備が着々と進んでいる。(近藤周)
7、8の両日は、芽室の食材を使ったマカロン「めむろん」の開発に取り組んだ。町内の「お菓子のまさおか」協賛のルバーブジャムや「calme’n(カルム)」協賛のメムピーペーストを使用するなど、町内事業者からの応援を受ける。サツマイモとスイートコーンも使用し、4種類のマカロンが完成した。
当初は会場での販売も検討したが、当日は協賛者へのお礼品として配布することにした。開発に取り組んだ実行委員の松本優さん=帯広柏葉高3年=は「想像以上に難しく失敗もあったが、協賛者の皆さんに喜んでもらえたら」と話す。
児童らと落花生で小さなサンタ制作
11日には、実行委員の佐々木佑さん=白樺学園高3年=、田邊奈々海さん=同2年=、嶋朋輝さん=同同=がめむろ子どもセンター「あいりす」を訪問。児童たちと共に、当日会場に飾る、落花生にサンタクロースを描いた「メムピーサンタ」を制作した。
落花生は町の生産者で作る「メムロピーナッツ」が協賛。児童50人が制作に参加し、小さなかわいいサンタクロースができあがった。佐々木さんは「小学生の想像力に感心した。手作りの装飾が会場に並ぶことで、子どもたちがめむクリに来てくれるきっかけになれば」と期待を寄せる。
当日は、町内園児が制作に協力したランタンや芽室町の食材も使用するキッチンカーが並び、「食」と「飾」を楽しめる。手島旭町長もイベントに参加する予定。
午後4時~同8時、イルミネーションの点灯式は同5時から。詳細はめむクリのインスタグラムへ。