ラジオで足寄町PR 7日から毎月ノースウェーブの番組コーナーで
【足寄】ラジオで足寄町の魅力を発信-。FM NORTH WAVE(エフエム・ノースウェーブ)=札幌=で、足寄町をPRするコーナーが7日から始まる。DJのヤマタさんが足寄での取材を基に、毎月第1月曜日の午後に15分間、見どころやお薦めなどを半年かけて紹介する。7月28~30日に町内の足寄動物化石博物館やオンネトー、野中温泉、芽登温泉などを精力的に巡ったヤマタさんは「足寄の楽しさや魅力をリスナーにしっかりと伝えたい」と意気込む。(北雅貴)
町の地域おこし協力隊員の神本英邦さんが中心になって企画。足寄出身の神本さんはノースウェーブで長年ディレクターとして活躍した。2021年にUターンし協力隊員になり、さまざまな方法で足寄の情報を発信している。今回は“古巣”とタッグを組むことに。神本さんはディレクター的役割を担うほか、出演も予定している。
ヤマタさんは足寄には何度か来たことはあったが、いずれも道の駅での休憩か通過しただけ。今回初めて滞在し、じっくりと腰を落ち着けて取材した。
番組名は「GOGO RADIO COMPANY」(月-木曜日午後1時~同4時半)。足寄を紹介するコーナー「アショログ」は、12月までは第1月曜日、最終回の来年1月のみ第2月曜日の8日に放送。時間は午後1時25分から同1時40分までの予定。チーズやラワンブキなど町特産品のプレゼントも用意する。
帯広での周波数は82・1メガヘルツ。スマートフォンやパソコンなどで聴けるradiko(ラジコ)を使用すれば、道内では無料(通信料のみ発生)で受信できる。
町は6月議会で、今年度一般会計補正予算にあしょろ観光協会(山下昇理事長)への観光物産プロモーション事業補助金として285万円を計上。同事業の一つとして実施する。
神本さんは「とにかく足寄を知ってもらいたい。成果を出して来年以降も続けられれば」と話し、ヤマタさんも「番組を聴いて、足寄に行ったり、泊まったりするきっかけづくりになれば、うれしい」と力を込める。
番組の問い合わせは、ノースウェーブ(011・707・9999、平日午前9時半~午後5時半)へ。