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開業15周年 一緒に祝おう 22、23日に記念列車を運行 りくべつ鉄道

開業15周年記念のイベントをPRする町商工会職員。2日間にわたりさまざまな特別列車を運行する

 【陸別】ふるさと銀河線りくべつ鉄道(陸別町商工会運営)が今年、開業15周年を迎えた。22、23の両日に開催する「第12回ふるさと銀河線りくべつ鉄道まつり」(町観光協会主催)に併せて、記念列車の運行など盛りだくさんのイベントを行う。

 りくべつ鉄道は2008年4月に観光鉄道として開業。06年4月に、95年の歴史を閉じた「北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」の車両と施設を引き継いでいる。気動車の運転体験としては国内最長となる分線コース(片道5・7キロ)や、1周400メートルの足こぎトロッコ体験などが人気を呼び、近年の売り上げは過去最高を更新し続けている。

 22日は午前10時から、若桜鉄道(鳥取県)の公式イメージキャラクター「隼(はやぶさ)さくら」さんと一緒に乗車する「鉄道アイドル列車(構内運行)」を運行。同11時、午後3時も。大人300円、子ども200円で定員64人。

 「映画上映列車」は定員32人。陸別駅を午後1時に出発し、分線車庫内で映画を鑑賞、同4時に戻る。小学生以上1500円。

 打ち上げ花火(町観光協会、十勝毎日新聞社主催)が観賞できる「花火列車」は、お土産、記念乗車券付き。午後7時半に陸別駅を出発し、同8時の花火を楽しむ。1人1500円。定員は32人。映画上映と花火列車は事前受け付けが必要。

 23日は「15周年記念イベント列車(陸別-分線間)」「こども列車(陸別-百恋間)」を展開。当日受け付けでそれぞれ定員100人。Nゲージなどが当たるゲームも開催する。「こども列車」は小学生以下の子どもと同伴者は無料で、菓子と飲み物をプレゼント。乗車体験列車「銀河号(陸別-百恋間)」も運行する。午前9時半と同10時発には鉄道アイドルも添乗する。

 乗車料金や運行時刻はホームページでも確認できる。町商工会は「15年間の感謝を乗せた記念列車を楽しんでもられれば」と来場を呼び掛けている。問い合わせは同商工会(0156・27・3161)へ。(津田久美通信員)

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