世界の映画と十勝の食味わう とかちリトル映画祭19日まで
世界の短編映画などを集めた「第4回とかちリトル映画祭」が17日、帯広市内のホテルヌプカ(西2南10)で開幕した。帯広市内中心部の3会場で、19日まで7プログラムが行われる。
ホテルヌプカと同ホテルを運営する十勝シティデザイン(帯広市、坂口琴美社長)が主催。プログラムは幕別町出身で帯広市を拠点に活動する映像作家の逢坂芳郎さんが監修。「十勝産食材も映画も、作り手のこだわりが詰まっているところが似ている」(逢坂さん)ことから、プログラムの演出として、観客は映画を見ながら道産麦芽100%のクラフトビールや、十勝産小麦100%のパンなどを味わう。
上映作品は20代の日本人監督が大学生のリアルな恋愛を描いた「惜春」(せきしゅん)など21作品。17日はフランスの親子がロックダウン中に制作した、数多の名作映画のシーンを再現した映画「僕らの映画!」4作品を上映。逢坂さんは集まった約50人の客に「十勝の会場や人をイメージし、合いそうな映画21本を選んだ。十勝の食べ物とともに、映画を楽しんでほしい」とあいさつした。
18、19日にも、ホテルヌプカや、第一生命帯広ビル、ワインバー「ポンドゥー」でプログラムを行う。詳細、チケット購入はホームページから。(吉原慧)