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全国小学生バドミントン選手権女子団体に十勝チーム、個人戦に8人・4組出場

全国大会に北北海道代表として臨む女子団体の十勝チーム。右から高野監督、吉田主将、渋谷、貝谷、林、杉野、亀田、松原コーチ

 バドミントンの第31回全国小学生選手権大会(日本バドミントン協会など主催)が23~27日に、石川県金沢市で行われる。十勝からは団体戦の女子が北北海道代表として出場、個人戦はシングルス8人、ダブルス4ペアが出場する。それぞれ予選となる道大会で切符をつかんだ精鋭たち。合同練習も行い、チーム十勝で全国での上位進出を目指す。(古川雄介)

気持ちで負けずベスト8目指す 女子団体十勝チーム
 女子団体の十勝チーム=吉田奈未、渋谷侑愛(ゆめ)、杉野芙夏(ふみか)、亀田夢、林華乃葉(かのは)、貝谷怜莉(かいや・れいり)=は10月に深川市で行われた第21回道小学生地区対抗選手権大会(北北海道)に十勝Aとして臨み、ブロックリーグを3戦とも3-0で快勝。別ブロックを制した旭川Aと優勝を懸けて対戦し、2-0と勝利した。

 吉田主将(北栄JBC、6年)は「全道では力を一つにして戦えた。ダブルスが勝って、皆をのせてくれた」と振り返る。シングルスの杉野芙夏(SMASH MONKEY,Z、同)と吉田が軸だが、「課題はダブルス。いろいろ組み替えて試した」と高野拓己監督。

 大会では渋谷侑愛・林華乃葉(帯広栄・芽室少)の6、5年生ペアが躍動。少年団は違ってもコンビネーションは光り、林が前で触ってためをつくり、渋谷が後ろから強打で決めた。声でムードをつくれたのも自信に。吉田主将は「全国も気持ちで負けず、ベスト8を目指す」と誓った。

個人戦の全国出場選手。(前列右から)石田、杉山優、鈴木、川岸、吉田澪、目黒、杉山颯。(後列右から)吉田奈、杉野、林、貝谷、芝木、齋藤、福井美桜、福井美月

川岸と福井組 道大会で優勝
  個人戦は9月に北ガスアリーナ札幌46で行われた第41回道小学生大会の上位入賞者が全国に進む。道大会では4年生以下男子単の川岸春翔(はると、池田少)と5年生以下女子複の福井美桜(みおう)・福井美月(みづき)組(北栄JBC)が優勝を飾った。

杉山・石田組 粘り強く戦う
 今年からペアを組んだ6年生男子複の杉山優太・石田大智(たいち)組(Flap十勝)は道大会で準優勝した。粘り強くつないで好機をつくる持ち味を全国でも出すつもり。石田は「全力を出し切って一つでも多く勝ちたい」と話し、杉山も「連続失点しないよう、声を掛け合ってミスをなくしたい」とイメージしている。

杉野と吉田 大舞台に自信
 4年生から連続出場している杉野は、道大会決勝で敗れた悔しさをバネに「全国でベスト8以上」と目標を掲げる。強打とクリアで押し込む攻撃的なプレーに加え「昨年よりラリーで我慢できるようになった」と粘りも加わった。杉野と吉田は5年生でジュニアナショナルチーム(U13)入りした実力者。個人戦は全道3位だった吉田も「ジャンプ力がついた。昨年よりフィジカルに自信がある」と、全国で自身の成長を示すつもりだ。

6年男子大坂 高い目標へ意欲
 6年男子単は大坂春道(北栄JBC)が十勝から唯一人参戦する。「諦めず羽根を拾い、悔いのないように頑張る。(結果を出して)ナショナルチームの選考会に行きたい」と小学生最後の大舞台に意欲を燃やしていた。

■第31回全国小学生バドミントン選手権出場選手
【男子】
<個人戦>
◇シングルス
▽4年生以下=川岸春翔(池田少年団)吉田澪禾(北栄JBC)
▽5年生以下=鈴木武尊(SMASH MONKEY,Z)
▽6年生以下=大坂春道(北栄JBC)

◇ダブルス
▽4年生以下=目黒龍之介・杉山颯亮(Flap十勝)
▽6年生以下=杉山優太・石田大智(Flap十勝)

【女子】
<個人戦>
◇シングルス
▽5年生以下=貝谷怜莉(北栄JBC)林華乃葉(芽室少年団)
▽6年生以下=杉野芙夏(SMASH MONKEY,Z)吉田奈未(北栄JBC)

◇ダブルス
▽4年生以下=齋藤茉子・芝木愛梨(池田少年団)
▽5年生以下=福井美桜・福井美月(北栄JBC)

<団体戦>
▽北北海道=吉田奈未主将、渋谷侑愛(北栄JBC)杉野芙夏、亀田夢(SMASH MONKEY,Z)=以上6年、林華乃華、貝谷怜莉=以上5年

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