帯広選抜準V健闘、全道選抜中学女子アイスホッケー大会
【苫小牧】アイスホッケーの第14回全道選抜中学生女子大会(道アイスホッケー連盟主催)が10、11の両日、白鳥王子アリーナで行われた。2大会ぶりに決勝に進出した帯広選抜は1-4で苫小牧選抜に敗れたが準優勝と健闘した。
札幌選抜との1回戦は、両チーム無得点で迎えた第2ピリオド(P)、DFの藤川優海(2年、高須クリニック御影グレッズ)と類家ここ(1年、同)が得点。第3PはFW長瀬玲花(1年、帯広クレインズレディース)と大泉実槻(同、同)が追加点を挙げた。相手シュートを5本に抑える堅守も光り、4-0と完封勝ちした。
決勝は苫小牧選抜に対し、第1Pに2点のリードを許すも、FW吉澤蒼亜(3年、帯広クレインズレディース)のゴールで一時は1点差に詰め寄った。第2Pは押し込まれて追加点を許し、第3Pの反撃も実らなかった。
安宅奈々監督は「初戦は得点力で大きな成長を見せてくれた。DFのシュートには、しっかりスクリーンに入った。個ではなく、皆の力で決められた」と評価。苫小牧選抜とは個々のスピードやキープ力で差が出たが、「1年生も多い中、各セットで必死にサポートやプレッシャーに走った」と全力を尽くした。
大会には4チームが出場。3位決定戦は札幌選抜が3-2で釧路選抜を下した。(古川雄介)
◇1回戦
帯広選抜 4(0-0 2-0 2-0)0 札幌選抜
▽得点
【帯】
(1)村谷→藤川(2P7分56秒)
(2)類家(2P8分56秒)
(3)長瀬(3P6分35秒)
(4)山岸→後村→大泉(3P10分4秒)
▽反則
【帯】0
【札】3
▽シュート数
【帯】17
【札】5
苫小牧選抜 3(3-0 0-0 0-0)0 釧路選抜
◇3位決定戦
札幌選抜 3(0-1 0-0 2-1 0-0 1-0)2 釧路選抜
◇決勝
苫小牧選抜 4(2-1 2-0 0-0)1 帯広選抜
▽得点
【苫】
(1)清水→角田(1P3分1秒)
(2)久保→角田(1P7分49秒)
(3)清川→角田(2P7分7秒)
(4)福澤(2P13分32秒)
【帯】
(1)村谷→岡田→吉澤(1P11分2秒)
▽反則
【苫】1
【帯】2
▽シュート数
【苫】25
【帯】9