もう冬タイヤが必要だ 峠は早くも銀世界
8日朝の十勝地方は、平地の最低気温は平年並みながらも、山間部では雪となった。国道274号日勝峠や国道273号三国峠では一面が銀世界。早くも「冬本番」だ。
帯広測候所によると、管内19観測地点の最低気温は7日よりも3~6度上昇し、10月上旬から中旬並みに。上士幌町ぬかびら源泉郷で1・0度、帯広は6・1度だった。
ただ、山間部では気温が下がり、十勝管内でも標高が高い場所では降雪がみられた。
北海道開発局の北海道地区道路情報によると、清水町と日高管内日高町をつなぐ国道274号日勝峠では、9合目から頂上にかけて路肩に雪が積もった。路上は雪がシャーベット状になっており、行き交う車両もゆっくりと走行していた。
同じく、三国峠でも上士幌町側で雪が積もり、冬タイヤによる走行が必要な状況だ。(松岡秀宜)