9日、ラリー北海道が開幕 帯広駅前でラリーショー
ラリーショーで、サインに応じる奴田原文雄選手(右から2人目)とコ・ドライバーの東駿吾選手(金野和彦撮影)
十勝を舞台とした自動車の国際ラリーイベント「ラリー北海道2022」が9日午後、3年ぶりとなる有観客で開幕した。11日までの3日間、熱いレースが繰り広げられる。初日はJR帯広駅北多目的広場で、出場選手たちのサイン会や、実際に搭乗する車両を間近で見られる「ラリーショー」が開かれたほか、ラリーカーが1台ずつゲートをくぐって同駅前を出発し、平原通を走行する「セレモニアルスタート」が行われた。(山田夏航)
ラリーショーには、同大会に参戦する60台のラリーカーとドライバーらが一堂に集結し、一目見ようと大勢の観客が訪れた。現在、全日本ラリー選手権のJN-1クラスで6戦5勝と、圧倒的な強さでポイント首位に立つ元F1ドライバーのヘイキ・コバライネン選手や、新井敏弘選手など、人気選手のブースには写真撮影などを求めるファンが長蛇の列をつくった。
セレモニアルスタートでは、米沢則寿帯広市長が「今年で21回目と、継続して大会を十勝で開催できているのは、参加選手やラリーファン、そして大会関係者のご尽力のおかげ。心よりお礼申し上げたい」とあいさつした。
その後、それぞれのクラスごとに1台ずつ出場車両が観客の拍手の中、同駅前からスタートを切った。十勝勢の金藤公人選手=北斗病院副院長=や中田昌美選手=帯広緑陽高校教諭=にも観客は多くの声援で鼓舞した。
一連のイベントに参加していた帯広啓西小1年の表佑真くん(6)と依茉ちゃん(3)兄妹は「どの車もかっこいい」とラリーカーをじっと見つめていた。母親の光さん(32)も「楽しんでくれたようで、連れてきて良かった」と笑顔を見せた。
関連写真
セレモニアルスタートでファンの声援を受け出発するNUTAHARA Rall Taemの奴田原文雄(左)とコ・ドライバーの東駿吾(ADVANカバヤKTMS GR ヤリス)=金野和彦撮影
セレモニアルスターでファンの声援を受け出発する、SUBARU TEAM ARIの新井敏弘選手(右)とコ・ドライバー田中直哉選手(富士スバルAMS WRX STI)=金野和彦撮影
セレモニアルスターでファンの声援を受け出発する、SUBARU TEAM ARIの新井敏弘選手(右)とコ・ドライバー田中直哉選手(富士スバルAMS WRX STI)=金野和彦撮影
セレモニアルスタートで、ファンの声援に手を振るTOYOTA GAZOO Racingの勝田範彦選手(左)とコ・ドライバー木村裕介選手(ヤリスGR4)=金野和彦撮影
セレモニアルスタートで、ファンの声援に手を振るTOYOTA GAZOO Racingの勝田範彦選手(左)とコ・ドライバー木村裕介選手(ヤリスGR4)=金野和彦撮影
地元開催で上位完走を目指す、北斗ブレインチャレンジの金藤公人選手(左)とコ・ドライバー原信義選手(三菱ランサーエボリューションV3)=金野和彦撮影
ラリーショーの最後は参加選手が集合写真を撮り、大会の成功と意気込みを見せる(金野和彦撮影)
ラリーショーで、ファンのサインに応じる新井敏弘選手(左から2人目)とコ・ドライバー田中直哉選手(左)=金野和彦撮影)
ラリーショーで、サインに応じる奴田原文雄選手(右から2人目)とコ・ドライバーの東駿吾選手(金野和彦撮影)
セレモニアルスタート(金野和彦撮影)
セレモニアルスタート(金野和彦撮影)
セレモニアルスタート(金野和彦撮影)