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ヤマセミを激写 帯広市の玉井さん

玉井さんが帯広川の銀輪橋下流で撮影したヤマセミ

 鳥の姿を追い求めてはや6年。帯広市内のバードウオッチャー玉井孝明さん(74)が6日、帯広川の銀輪橋(市東13南2)の下流付近で「ヤマセミ」を激写した。「ヤマセミは5年前に一度見たきりだったのでうれしい」と口元を緩ませる。

 玉井さんは鳥の観察と同時に、健康のためにほぼ毎日、5、6キロを散歩している。「最近は暑さもあるので夕方に歩くことが多い」といい、この日は午後6時ごろ、散歩の道中でヤマセミを見つけた。

 帯広百年記念館の池田亨嘉学芸員によると「この辺りでヤマセミを見つけるのは珍しい」という。「本流の十勝川と札内川の合流点付近では比較的飛んでいるのを見かけるので、そこから寄ってきたのでは」と推測している。

 玉井さんがこれまでに見つけた鳥は合計150種類。「200種の大台を目指すのではなく、あくまで一つ一つ新たな鳥を見つけることができたら」と語る。今後、どんな鳥を発見できるか、期待が膨らむ。(山田夏航)

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