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「インデアン」ついに500円超え 食材高騰で60~70円値上げ

価格改定を知らせる掲示(インデアンまちなか店)

 藤森商会(帯広市、藤森康容社長)は、運営するカレーショップ「インデアン」の商品料金を7月から値上げする。食材価格の高騰などが理由。定番のインデアンカレー(店内飲食)で528円となり、初めてワンコイン(500円)を超える。平均では60~70円の値上げとなるとした。

 同社によると、大幅な値上げは2018年以来。昨年から今年にかけ、タマネギが250%、牛肉も約3割増などと食材価格が高騰しており、「コメ以外の食材がすべて大幅に値上がりし、原価率の上昇が経営を圧迫する状況が続いていた」としている。

 インデアンカレーと野菜カレーは462円から528円、シーフードカレーは781円から869円になるなど。同社は「ウクライナ情勢や円安、半導体不足でモノを作れないなど複合的な要因が絡み、先が見えない状況で近年経験がない」と説明。「今後も経営努力を続け、サービス向上に努めたい」と理解を求めている。(佐藤いづみ)

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