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北京五輪旗手のスピードスケート郷亜里砂、第一線退く意向「やり切った」

郷亜里砂(アフロスポーツ・JSF提供)

 2月の北京五輪で日本選手団の旗手を務めたスピードスケート女子の郷亜里砂(34)=イヨテツ-山梨学院大、白樺学園高出=が第一線を退く意向であることが10日、分かった。

 郷は根室管内別海町生まれ。上西春別小、上西春別中を経て白樺学園高に進学した。主に500メートルで活躍。20代後半に急激に成長し、平昌(ピョンチャン)五輪シーズンの2017-18年には、ワールドカップ(W杯)で国際大会で初めてとなる表彰台に、4度上がった。

 30歳で迎えた同五輪に初出場し、500メートルで8位に入賞した。1000メートルは13位。同五輪後に一時引退したが1年で現役復帰。北京五輪代表の座をつかみ、500メートル15位。「全てを出し切った結果。やり切った気持ちの方が大きい」とコメントした。

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