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テークアウト専門店のザンギ店が移転、オープン 士幌の道の駅

店前に立つ経営者の赤平政幸さん(右)と妻の真由美さん

 【士幌】士幌町のスーパーの一角で営業していたザンギのテークアウト販売専門店「M.kitchen(エムキッチン)」が、道の駅ピア21しほろのブースに移転、オープンした。経営する赤平政幸さん(46)=上士幌町在住=は「お客さんや食とのつながりを大事にしていきたい」と張り切っている。

 赤平さんは釧路市出身。2014年に釧路市で開かれたご当地グルメの祭典「くしろザンギ王決定戦」(くしろザンギ推進協議会主催)に料理好きとして初めて出場し、準優勝に輝いたことがある。

 音更町内の造園会社に勤務する傍ら、縁があって昨年7月から日曜日だけ士幌町内のスーパー「しほろ海山市場」でザンギを販売していたが、今年3月にスーパーが閉店。新型コロナウイルス感染症の影響で本業の収入が減り、ザンギの販売継続を望む町民の要望もあり、脱サラを決めたという。

 赤平さんは「衣はサクッと中はジューシーに仕上げている。他の店にも負けず、お客さんがおいしいと思う味を追求している」と力を込める。近隣の主婦を中心に学生や年配者の利用があり、札幌市や旭川市からの来店者もあるという。

サクッと仕上がりボリューム感があるザンギ

 お勧めの看板メニューは特製ザンギ(5個入り、税込み650円)。ザンギは1個約70グラムと、しょうゆベースで肉が軟らかくふわふわ食感が特徴だ。他にスパイスで調合したカレーザンギ(6個入り、同650円)、あっさり塩味の藻塩ザンギ(同)などをそろえる。日曜日にはかつてしほろ海山市場で売られていた甘い果実が詰まったフルーツサンド(1個税込み350円)を100個限定販売している。

 妻真由美さん(51)は「お客さんと接する時間を大事にし、二人三脚で頑張りたい」、赤平さんは「1年後にはしほろ海山市場を復活させ、士幌町を盛り上げたい」と前を見据える。

 営業時間は午前10時~午後5時(材料がなくなり次第終了)。水・木曜定休。問い合わせは同店(080・4507・1134)へ。(大健太郎)

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