「良いレースだった」「お疲れさま」 郷選手へ応援の声
北京五輪のスピードスケート女子500メートルで15位でレースを終えた郷亜里砂選手(34)=イヨテツク-山梨学院大、白樺学園高出=に応援とねぎらいの声が聞かれた。
開会式で日本選手団旗手の大役も務めた郷選手。父季良さん(62)は、別海町内のPV会場から思いを送った。レースから1時間後、郷選手から「今の精いっぱいのスケーティングでした。全部出し切った」と電話があり、季良さんは「長い間ご苦労さま。良いレースだったよ」と優しくねぎらいの言葉を送った。
白樺学園高スピードスケート部で共に活動した帯広市の川道(旧姓松田)有幾さん(34)もテレビ越しに応援。「亜里砂は高校時代から周囲に好かれるムードメーカー。レース後、同級生のラインには『良いレースだったね』とみんながすぐにメッセージを寄せていた。お疲れさまと声を掛けてあげたい気持ち」と話していた。(新井拓海)