広尾高生考案のスイーツ 15日に町内のセコマで販売
【広尾】広尾高校3年の吉田姫菜さん(17)、寺澤雅貴さん(18)が考案し、「ハイスクールパティシエロワイヤル2021」(セコマなど主催)で入賞したスイーツが15日の1日限定で、広尾町内のセイコーマートたちばな店で販売される。
販売するのはユリ根とルバーブを使用した「リリルバ」。商品名はリリー(ユリ)とルバーブを掛け合わせた。アーモンド入りのスポンジ、酸味の利いたルバーブソース、ユリ根とクリームチーズのムースの3層構造で、砂糖で煮詰めたナシをトッピングしている。
フードデザインの授業の一環で、試作を重ねて完成させた。吉田さんは「考案したスイーツが店頭に並び、うれしい。多くの町民にユリ根とルバーブのおいしさを知ってほしい」、寺澤さんは「3層のおいしさが口の中でバランスよく融合する味わいを楽しんで」とPRしている。
1個430円(税別)で販売する。なくなり次第終了。同店(01558・2・6415)では事前予約も受け付けている。
今回のコンテストには、道内13校の31チームから36品の応募があり、広尾高校を含む10チームが最終選考に進出した。管内では清水高校のチームが優秀賞に選ばれた。(能勢雄太郎)